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山登りベーシック塾2017 第3回 歩行技術

第3回目のBS塾講師は県立k高校の山岳部顧問きっしゃんである。
岳連の中でも体力、技術ともにトップクラスの方である。このヒトの講義は楽しみにしていた。
今日は学校の南アルプス遠征からバスを途中下車してそのまま講義に立つ。
パワーポイントは積乱雲をバックにした槍ヶ岳。この後素晴らしい雷があったらしいが三脚を忘れて撮影できなかった事を悔しがっていた。
講義内容は歩行技術。山岳部顧問の目線からの内容となり、大変参考になったし、わかっているつもりでも実際にやってなくて気づかされた内容もあった。
ただパワポの調子が悪く、肝心のデータが消えてしまい、Hさん持参の介護階段を駆使したりしての体当たり勝負の講義となった。テキストも前日ギリでできあがったらしいが、講義内容と乖離が甚だしいのが残念であった。

以下を覚えのため、箇条書きでまとめてみた。
高校で山岳部に入ってくる生徒。特に瞬発系の部活(陸上短距離とかバスケ)をやっていたヤツは後ろ足を蹴って移動するクセがついている。平地ではそのふくらはぎの筋肉が重要となるが、登山においては膝上の大腿四頭筋がメインとなりふくらはぎはサブとなる。

足を置くところは、泥なのかザレているのか、石なのか、浮き石なのか、その浮き石は右に動くか左に動くか、その場で瞬時に確認し行動しなければならない。

歩幅をなるべく小さくとるのは大原則で疲れにくい歩き方だ。「岳」という漫画でこの歩き方を「チョコチョコ歩き」と表現していた。

膝が90度以上曲げる大きな段差では腱に無理な力がかかり一気に疲れが出る。

トレーニングは鍛えたい筋肉を意識して鍛えると効果がある。

ええかげんな足の置き方をすると転倒に繋がる。

急な下りでは横向きに降りるのも一つの方法でエッジをかけて慎重に下る。恐くなると腰が引けて後傾姿勢になりがちになるが、つねに重心方向(五円玉をぶら下げて地球の中心)に姿勢を保つ。

単独行の場合、自力歩行できなくなった時点で遭難である。なるべくケガをしないよう、あらゆる方法を考えること。自分への、パーティー全員への責任を自覚すること。そうでないと山を下りなければならない。

長丁場では力を残す。足を使いすぎない。

急な上り下りでは間隔を空けること。(先日滑ってヒトにぶつかってしまった)

注意喚起の声を回すべきである。危険箇所を仲間に知らせる。但し自分の安全第一で!(例:浮石注意)

徒渉は川幅が広いほうが浅くて緩やかなところが多い。増水時は無理をせず躊躇無くあきらめる。命と仕事とどちらが大事か?失敗した場合のリカバリーの方法がない。(例:昭和57年南アルプス林道崩壊700人孤立の当事者、両俣小屋遭難)

アイゼンは立った状態で付ける。座って付けるとバンドが緩む原因となる。

「クレバーな登山者」観察して先回りして判断、行動を起こす。

前向き転倒の怖さ

私考:登山靴は底の固いヤツ。
自分の足にぴったりの靴の出逢い ガルモント フェラータ(実は自分は幅狭甲低だった!)

熱中症、高山病は死ぬ病気である。パルスオキシメーター携帯。必ず意識呼吸する。熱中症予防には水分を摂る。できれば行動前に1.5L(!)

「黄金の30分」トレーニング終了後、すぐに良質のたんぱく質を摂取する。

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