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山登りベーシック塾2017 第4回 登山地図と読図

職場に献血車が来たので協力しようとしたら体重でハネられてしまった。他の人たちは仕事が忙しいやらなんやらで協力する人が少なく歯がゆい思いをした。それはさておき、今日は第4回山登りベーシック塾だ。受講者も一番聴きたいテーマの地図読みである。
講師は「登山の教科書」著者の中井正則氏。御年74歳。
どんなお話をされるか楽しみである。

・初心者の内に基本をたたき込む
大人になって登山を始めた、いわゆる中高年世代はなかなかヒトのいうことを聞かない。
学生時代、信州松本から見るヤマが常念岳しかわからない。先輩からも教えてもらうわけでもなく、地図を照らし合わせて山の名前がわかった時の感動以外、地図読みは面白くない。

・地図の種類について
地形図、登山地図、概念図、電子地図など90点の解答。
「地図は頭の中にある」と答えたおっちゃく坊主に50点。

・世界測地系について
緯度経度は2002年まで日本測地系(tokyo Datum)が使われていた。その後世界統一(WGS84)されたので、持っているGPSによっては経度緯度のズレが起こっている。ヘリで救助要請したときの持っているGPSが旧日本測地系の場合、北西に400mズレているのだ。山中で400mというと相当な距離である。

・北に土地はない。
地図を作る際に、地球という丸い球体から平面に写さなければならない。地球をスイカのように切って、それらを並べると、赤道直下は問題ないが、極地にいくほどスキマができてくる。地図はそのスキマをムリクリ広げて作ってあるということだ。

・2万5千分の1地形図
国土地理院の発行する地図で「地形図」というのは専門用語である。(20万分の1地勢図も)1辺が約10kmで5万分の1の地形図は倍でなく4倍、20万分の1はその16倍となるので注意。
ミウラ折りという便利な折り方がある。人工衛星の太陽パネルにも採用。但しコレで地図を折るには技術が必要である。

・磁北線の話し
コンパスの指している北は地図の北では無いことは、登山する者にとっては周知である。それはなぜか、ということになると、ややこしい話になる。地球はでっかい磁石になっていてだいだい北極にN極、南極にS極がある。ただ自転軸の北極点(真北)に地磁気北極があるわけでなく、現在はカナダあたりなのだそうだ。しかもコイツが棒状になった蛇がくねるように年々移動するのだそうだ。
鈴鹿の山は西に7°くらい。少しズラすだけでOK。すると今まで長々と話していたのは何だったのかと思ってしまう。

・GPS
登山で使うカーナビと思い込んでいるヒトが多く、非常に危険である。
出発地点から目的地まで方向は指すがルートではない。全部が間違ってないのでタチが悪い。
表示が小さく設定など使い方が難しい。
谷や森林地帯で誤差が出る。北朝鮮のスクランブルもあるかも。
コンパス機能が何によるものなのか確認する必要がある。(アテにできない)

・スマホ
電池がなくなる危険性
電源が入っている時、自分の位置情報を開示していることをお忘れなく。

・GPS定規
クリヤ板に印刷されてあり紙地図上から緯度経度の数値がわかる。緯度は場所によって距離が変わるので日本全国なら8枚必要。

・地図の基礎知識
三角点は最高点でなく、陸軍が測量に使った基準点である。黄色い丸いものが埋まっている場合があるがICチップで現試験段階である。
右岸左岸、右俣左俣を混同すると大変なことになる。
地名の呼び名 山(ゼン)谷(タン)古いアイヌ言葉である。

講義は本当に地図の基本の話しだった。地形図の話は今か今かと待ったが、現地にやる方が勉強になる、いうことで実習登山をやる指導員に丸投げとなった。自分も指導員として実習登山行くんやけどな。(意見には個人差があります)
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